古い住宅付きの土地には気を付けよう

住宅購入を検討したことがある人なら、必ず一度は「古家つき」という言葉を見たことがあるはずです。古家つきとは、読んで字の如く古い家が付いている土地という意味を持ちます。古い家と言っても廃墟みたいなものはまれで、管理が行き届いているならごく普通に使えたりします。

では何故わざわざ「古家」という言葉が使われるかというと、戸建て住宅はおよそ10年程度で価値がゼロになってしまうためです。つまり「古家つき」は、建物こそ付いていますが、実質的に土地の値段だけということになります。

単純にお得なのではと思ってしまいますが、なかにはとんでもない地雷物件があるので要注意。たとえば築30年以上の家は建て直すしかないのが実情ですが、解体には当然お金が掛かります。近年は人手不足の影響で人件費が高騰していますから、100万円以上の負担になることはザラです。

住むつもりの場合、最も気を付けなければならないことが水道管の老朽化です。サビが混じっているくらいなら軽度な方で、管が完全に腐ってしまっているケースも数多くなっています。不動産業者は、水道管の劣化を教えてくれることは決してありません。教えると逆に売りづらくなってしまうためです。契約を締結する際、重要な事柄を事前に説明しなければならないという義務が不動産業者にはありますが、この重要項目に水道管は含まれていません。ですから、中古戸建て住宅を購入する際は、業者の言うことを鵜呑みにせず水道管の状態を必ずチェックするようにしましょう。